AI Engineering Decoded #10
「MCP」

2025. 9. 22 (Mon)
18:30-21:00

@PFN本社

 

イベント概要

AI開発・活用のためのイベント「AI Engineering Decoded #10」を開催します。

今回のテーマは「MCP(Model Context Protocol)」。MCPは、AIモデル間で文脈情報を標準化して共有するプロトコルで、モデルが安全かつ正確に情報を扱える環境を整える新しいアプローチです。複数のモデルやサービスを組み合わせる現場では、コンテキスト設計やモデル間連携、運用ルールの整備が成功の鍵となります。

本イベントでは、MCPの最前線で活躍するエンジニアや研究者が、自身のプロジェクトでの取り組みや課題解決の実例を共有。理論だけでなく、現場で使えるMCPの設計・運用ノウハウを学べます。

AIモデルの文脈管理や連携精度を向上させたいAI開発者にとって、実践的なヒントが得られる場です。参加者同士の対話や交流を通じて、MCP活用の新しい視点を深めてください。

発表内容・登壇者紹介

18:40-19:00

Optuna MCPサーバの開発

  • Optuna MCPサーバの概要
  • デモ: LLM agentによるハイパーパラメータ最適化
  • Optuna MCPサーバの設計
  • MCPサーバのOSS公開におけるトラブルシューティング
  • LLM Agentに関するOptunaの今後の展望
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柳瀬 利彦
株式会社 Preferred Networks
エンジニア
Profile

オープンソースのブラックボックス最適化フレームワークOptunaのメンテナを務めるエンジニア兼エンジニアリングマネージャー。東京大学大学院新領域創成科学研究科基盤情報学専攻にて人工知能や進化計算の研究に取り組み、2010年に博士(科学)を取得。メーカーで大規模機械学習や自然言語処理の研究・産業応用を経験し、2018年にPreferred Networksへ入社。以後、ブラックボックス最適化、深層学習、大規模言語モデルの産業応用に関する研究開発に従事。生成AIのための最適化と、最適化のための生成AIの両面に興味を持つ。


19:00-19:20

さくらのクラウド向けMCPサーバを作った話

  • 新卒研修の一環で国内クラウド企業で初めてMCPサーバを開発・提供した経験談
  • 現時点でMCPサーバがカバーしているさくらのクラウドの機能について 
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前田 雄作
さくらインターネット株式会社
正社員
Profile

2025年度、さくらインターネットへ新卒入社。研修の一環でさくらのクラウド向けMCPサーバの開発に携わり、その体験談を執筆。現在は研修を終え配属先で業務に携わっている。


19:20-19:40

Playwright MCPにE2Eを書かせるまで

  • E2Eをできる限り楽に書くためのPlaywright MCPの活用方法の紹介
  • できる限り楽に書くために行った試行錯誤の紹介
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zi
株式会社ナレッジワーク
フロントエンドエンジニア
Profile

株式会社ナレッジワークにてBtoB SaaS「Knowledge Work」のフロントエンド開発に従事。利用者のためになる使いやすいUIを作ることに力を注いでいる。現在はプロダクト開発におけるAIコーディングツールの活用方法を模索し、AIにより開発速度をあげるべく日々奮闘している。

プログラム

時間 内容
18:00-18:30 受付
18:30-18:40 オープニング
18:40-19:00 1. Optuna MCPサーバの開発
19:00-19:20 2. さくらのクラウド向けMCPサーバを作った話
19:20-19:40 3. Playwright MCPにE2Eを書かせるまで
19:40-19:50 クロージング
19:50-21:00 懇親会

 

こんな方におすすめ

  • 複数モデルやサービスを組み合わせたAIシステムの設計・運用に関心がある方
  • モデル間の文脈管理やデータ連携を現場で実践したい方
  • 理論だけでなく、実務での課題や運用ノウハウに興味がある方
  • 他分野の実践者との対話を通じて、自身のAIプロジェクトを見直したい方

開催日時

2025年9月22日(月)18:30-21:00

開催場所

PFN本社

東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル(受付3階)